手作りの料理ってホントに良いよね!
更新日 2012-01-25 | 作成日 2007-10-22
1、卵の生地を作る。
A フードプロセッサーに、ハンペン・大和芋を加え滑らかにする。
B ボールに移し、卵〜出し汁を加え混ぜ合わせ、一度漉す。
(あまり空気を入れないように混ぜ合わせる事)
2、焼く。
A 卵焼き器を熱し、油を敷きキッチンペーパーなどで余分な油はふき取り、卵液を流し込む。
B 弱火で蓋をして10〜12分位焼く。
C 表面が固まったら、鍋ぶたにとって裏返しサッと焼く。
3、焼きあがったら巻きすに乗せ、横に切れ目を4〜5本入れ巻き輪ゴムで止める。
(強く押さえるようにすると巻きすの目が付く)
厚焼き玉子用のフライパンを使って焼いていくのですが、焼き方は全く違います。ふわふわの卵生地を厚めに蒸し焼きにしていきます。焼く時は必ず、弱火にしてから蓋をして蒸し焼きにしてください。そうしないと焦げてしまって・・残念な結果になってしまいます。
10分から12分加熱して火が通ってきたら、裏返しをして裏面も焼いていきます。裏面は短時間焼くだけでも良いのですが、しっかり焦げ目を付けていただくと切った面の”の”の字がよりくっきり見えてきます。
焼きあがりましたら熱いうちに巻きすで巻いていきます。巻くときにナイフで生地に軽く切れ目を入れていただくと巻きやすくなります。
粗熱が取れましたら巻きすを取ってカットしていくのですが、巻くときにしっかりきつめに巻いていただくと巻きすのなみなみの模様が付いて、より伊達巻きっぽくなっていきます。
伊達巻きの由来を皆さんご存知ですか?
由来は色々と言われていますが、
元々は長崎の卓袱料理の「カステラかまぼこ」が、江戸に伝わり「だて巻き」になりました。江戸っ子のイキのよさや派手好きを称する「伊達」に「巻き」は、学問、文化を意味しているそうです。また、伊達政宗の好物だったことから伊達巻と呼ばれるようになったという説もあるそうです。
お節料理の一つ一つに、実はちゃんとした意味があるのです。
本来の伊達巻きは白身魚やエビのすり身を使っていきますが、ハンペンや大和芋を使っても代用することが出来ます。とっても簡単タイプのレシピとなっていますので、今年の年末は手作り伊達巻きにチャレンジしてみては・・?!
ポケキチ 佐藤
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