【レシピ集・料理教室】簡単なレシピならポケットキッチン渋谷料理教室

１、だしを取る

鍋に水と昆布を入れて、火にかける。
昆布の表面から小さな泡が出始めたら昆布を引き出し、お湯がグラッときた時点でかつお節を入れる。
お湯が少し揺らぐ程度の弱火にして表面に出てくるアクをこまめに取りながら、３分程度加熱する。
しばらく置いた後、クッキングペーパーでこす。

２、具材を適当な大きさに切る。

いなり揚げの中に卵を入れて楊枝で止め、具材と共にダシの中で火を通す。

３、仕上げ

味噌を溶き、味を調える。

一番ダシを使ったお味噌汁、とても贅沢です。
今回は昆布とかつお節を使った混合ダシを使っていきますが、だしの取り方が昆布とかつお節だと違うので注意をしてください。

まず混合ダシを作っていく場合、昆布ダシから取っていきます。昆布は水に浸し（２〜３時間　時間があるときは一晩が良い）、 火にかけて沸騰直前で取り出します。昆布を入れた状態で沸騰させてしまうと昆布からぬめりが出てきてしまい、美味しくありません。
次にかつおダシを取っていきます。昆布ダシを取った後の、ダシの中にかつお節を入れてきます。かつお節を漉すタイミングは、火を止めてから浮いている状態のかつお節が鍋底に沈んできたら漉してください。

あとは具材を煮込んで味噌で味を整えるだけ！お味噌を溶いた後は沸騰させてはいけませんよ。

一番ダシは、本来は煮物やお吸い物、茶碗蒸しなどの上品で繊細な、ダシの味を引き立たせたいお料理に使ってきます。お味噌汁に使っていくダシは二番ダシと呼ばれるダシで、一度ダシ取りに使った昆布やかつお節を使っていきます。

顆粒ダシが出回っている今の世の中、ダシを一から取る方は少なくなっているようです。顆粒ダシは塩分が入っているため、入れ過ぎには要注意です。ダシの取り方は料理の基本であるし、ダシさえ美味しく取れれば多少食材の切り方が上手でなくても、調味料の計量がうまくいかなくても、ちゃんとダシがカバーをしてくれます。マスターしてくださいね。

ポケキチ　佐藤